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「いつもどおりにやる」レベルの差

今日ケーキを無心で頬張ってる時に

背後で美容師さんらしき2人組が話をしていました。

 

どうやら、後輩アシスタントに先輩スタイリストが

あれやこれやとお話ししてる様子。

 

その中で気になった発言が一つ。

 

「カットモデルでもカラーモデルでもさ、
友達にモデルを頼むなら失敗しても気にしなくていいけど、
そうじゃない人はやっぱ緊張するんよね」

 

と、先輩。

そして、わかりますーと深く頷きながら同意する後輩。

 

いや

いやいや

いやいやいや…

 

確かにね、

友達の中には「失敗してもいいよ!」と言ってくれる人もいると思う。

練習台という名目だから、失敗もつきもの。

受ける側としては、そういう心構えがあるように思います。

 

でもさ、そう言ってくれるのって

良くも悪くも、その人のスキルに対して、そこまで期待してないからなんだよね。

 

アシスタントでもスタイリストでも

美容師に限らず、卵でも一人前としていても

その人のスキルに対して絶対的に信用していたら、

そんな予防線なんて出てこないと思うんだわ。

 

 

いくら自分を着飾って、メイクやヘアスタイルをきれいに決めてても

偉ぶって後輩に語っていても

 

自分の元にわざわざ足を運んでくれたモデルさんに対して

「こちとら練習なんやし、失敗しても 仕方ないよ って笑って許してね」

という暗黙の了解を盾にしつつ

自分の大切な知人友人に至っては、

それを堂々と口にまで出して自分のミスを正当化しようする。

 

心の中がそういう姿勢だから、

技術力も上がらないし、下も育たないんじゃない?

 

って、聞こえてくる話にモヤモヤとしました。
(でもケーキはとても美味しい)

 

自分の周囲にいる、素晴らしいな!って感じるプロの方々を見ていると

 

初めましての人には、慎重さのある丁寧さで。

知ってる人に対しては、より緊張感のある丁寧さで。

そういう「次はない」と自分を追い込む姿勢が、

その人の腕を上げていくんじゃないかなって感じます。

 

失敗してもいい、仕方ないでしょ

って、相手に言ってもらうのと、

自分がいけしゃあしゃあと宣うのとでは全く違う。

「仕方なくなんてない」
と怒れる人が、腕をあげるんだと思う。

「練習でもミスは許されない、絶対に納得できる完成形に持っていく」
とこだわる人が、たくさんのファンを作るんだと思う。

 

どこか甘い考えでは、緊張感が生まれない。

目の前のお客さんとは、常に此処一番の大勝負。

本来、失敗というものは許されない。

 

それが閉店後や開店前のお店の隅だろうが、

何千人と集まる大きなショーだろうが。

自分の腕を披露する場は、関係ない。

 

 

「いつもどおりにやる」のレベルというものは、

日々のこうした姿勢のあり方から差が出てくるんだなと

めっちゃ美味しいガトーショコラを頬張りつつ、一人頷くのでした。

福岡市は桜坂にあるOYATUYA.Uさん、ごちそうさまでした♡

 

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