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2018-01-12

占いに依存しない、占い師の選び方

占いに依存してしまわないように、占いを使いこなして欲しい。

ゆくゆくは、占いは補助的に使って、自分で舵取りをして欲しい。

いつもそんな風に思いつつ、占い師として活動しています。

 

そこで今日は

依存しやすい人の傾向や、

占い師を選ぶときのおすすめチェックポイントをまとめてみました。

 

正直、私の主観も結構入ってると思います。笑

一つの意見としてみていただければ幸いです。

 

 

もくじ

占いに行くタイミングや使い方に対して思うこと

 

突然ですが。

占いジプシー、そんな言葉は聞いたことありますか?

私はこの占い業界に足を踏み入れるまで、知らなかった言葉です。

 

占いジプシーの意味としてはざっくり

不特定多数の占い師を渡り歩き続ける人

として、わたしは認識してます。

これが”ジプシー”と呼ばれる所以。

 

単純に占いが好きで、ジプシーやってるならまぁわかる。

占いって面白いもんね。

 

占い師が変われば同じ質問でも返ってくる言葉や解釈は違うし、

占術が変われば、表現や理解の仕方が変わるので、

新しい知識にワクワクする。

とてもわかる。

 

わたしは、

自分の選択肢を増やして、

最終的に導く答えを高い精度にしていく為の占いなら、

たくさんの占いを受けることは大いにありだと思います。

 

人生の分岐点が来た時に、情報は多いに越したことはないし、

何より最終的に自分で決断できるならば、

占いは是非とも使っていただきたいツールの一つだと思ってる。

 

でも、そうやってあくまで楽しむために利用する占いではなく、

自分の中で決められた回答が出てくるまで渡り歩いたり、

いいこと(耳障りのいい言葉)だけを言ってもらうが為に、

アゲ鑑定目当てで渡り歩いたり…
(※アゲ鑑定:占い結果にかかわらず、いい結果だけ聞かせてお客さんの気分をアゲてリピートさせる手法)

 

そうやって占いを使うのは、どうなんだろうなぁ?

といつも疑問に思うのです。

 

占いの使い方も、お金の使いかたも、

その人の自由だと言われればそれまでなのですが笑

 

 

占い依存の作り方

 

私は「占いは信じるものではなく、使うものだ」とよく言っています。

占いを生業にするものとしての、一つのポリシーです。

 

不安になるとすぐ占い

相手の気持ちが知りたくなったらすぐ占い

自分の決断を判断してもらうためにすぐ占い

今日〇〇にいっていいかとすぐ占い

なんでもかんでもすぐ占い…

 

こうなってくると、ジプシーというよりも占い依存症です。

 逆に、このように導けば占い依存症を作ることができるんです。

怖い話ですね。

 

 

もし占い依存の傾向がある方がいたら

ここで立ち止まって考えていただきたいのですが、

そのあなたの中に抱えているものって、

そんなやり方で解決できる話なのでしょうか?

ということ。

 

実際解決出来てないからいつまでも同じ内容を占い続けてるのでは?

占いでしか物事決められなくなってしまってない?

そもそも、本当に解決できる占い師選べているの?

 

占い師はね、変えていいんです。もちろん私も含めて。

ずっと同じ人に見てもらわねばならない理由なんてない。

適度な量で色んな意見取り入れることはいいことだから、

適時変えてったらいいんです。

 

でもね、

このご時世調べればどんな占い師なのかがある程度わかるのに、

事前に調べない。

自分に合う適度な量が自分でわからないのに、

占い師の言うことにだけ頼りまくる。

 

それが巻き起こす、ことの大きさを考えたことありますか?

 

占い師選びが雑なせいで、

うっかり腕や技のない占い師もどきを掴んで、

いつまでたっても解決もしなくて、

お金も飛ぶしストレスもかかる。

毎回いい内容言われたはずなのに、

上手くいかなくなることが多く、

解決策は聞きに来いと言われるのに、

行ったところで解決策は特に教えてもらえないまま、

相手の気持ちだとか、

本当かどうかあてにもならないことを伝えてもらい、

その場では盛り上がるからそんな気になって。

でも、

実際はなーんにも変わってないから同じことの繰り返しで、

遂には自分で解決していく自信も力もなくなってって、

また占いに頼って依存していく…

 

そんな風にはなっていませんか?

 

 

目に見えないものへの対価と、占い師の選び方

 

何においても、

安かろう悪かろう、高かろう良かろう…

ってわけではないのもよくわかってる。

 

化粧品だって、

高くても結果が出なかったり逆効果なこともあるし、

安くていいものもたくさんある。

 

時間かけてもなかなか結果が出ないことだってある。

 

ただ、どのジャンルのものも、

高いものにも安いものにも必ず理由がある。

折角大切な自分のお金を使うなら、

どういう対象にお金を落とそうとしているのかを

調べてからでも遅くないと思うんだ。

 

目に見えないものでも、お金を払う以上は立派なお買い物だから。

 

あと、何よりも

大切に抱えてきた悩みなんだったら、

なおさらそれを打ち明ける相手もこだわろうよ。

 

あなたの悩みの価値は、いかほどでしょうか?

ささっと解決できそうな内容でしょうか?

「お試し価格」で解決できるボリュームでしょうか?

 

そのお話ししようとしている内容には、

どれだけの覚悟、時間、労力、金額をかける価値がありそうですか?

 

占いは、劇的な変化をもたらすものではありません。

アドバイスから、年単位で結果が出てくることもあります。

 

一番大切なのは、

お客さんの思いや本当の願いであることは間違いないので、

そういう点を大切にしている占い師を選んでいってほしいなあ

と願うばかりです。

 

イベントや、お店に出ていたりすると

当たるか否かを引き合いに出してくる人もいますが、

正直な話、

占いの結果が当たるのは、占い師としてそんなのは当然なんです。

お金いただいて当たらないとかインチキ。笑

 

真面目な話、リピーターという存在がつき始めるのは

的中率が70%を超えてからと良く伺います。

 

なので100発100中当たる!まで行かずとも、

80%越えの方はガチの占い師という解釈でいいと思います。

 

占い師を名乗るのであれば、

それくらいの覚悟が必要であるということ。

それを確認するためにお試しで占うのはアリだと思います。

 

当然ネットの情報をかき集めたとしても

実占じゃないとわからないものも多いし。

もし当たっててもピンと来なければ、占い師との相性の問題もある。

 

でも本当の選び所は、その占い師の人柄や考え方にあると思います。

 

同じくらい当たる、当たっていると感じる占い師なら、

人柄や価値観が自分と似てる人を選んだらいい。

 

ぱっと見印象良さそうでも、いざ話してみたら

固定観念ゴリゴリでしんどい、なんてこともあります。

 

だから、そこを知ってから本編に入っても遅くないし、

自分も安心して話ができると思いますよ。

 

 

最後に

 

占いは、薬にも毒にもなります。

目に見えて何か形として残るものではないので、

その時に自分が感じたものや、記憶だけが頼りです。

 

悩みやモヤモヤがスッキリできる占い師さんに、

皆さんが出会えますように。

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