価値観の多様性を知ること
昨日の話の続きです。
視野 ≒ 価値観の多様性
視野を広くするためには、価値観を増やすことが効果的
と掘り下げてきたのですが、
視野を広げるために、あらゆる価値観を受け入れろ!
ということではありません。
それもまた、視野が狭い返答になるように感じます。
ただ、視野を広げたいと思うのならば
価値観の多様性を知ること
は必要なことなんじゃないかなと思うのです。
別に、全ての価値観を受け入れる必要はない。
なんなら無理に理解や納得をする必要もないでしょう。
けど
あらゆる考え方があるということを知っておくことは
自分を守る盾や、争う意思がないことを示す白旗
になってくれたりします。
この盾や旗を装備していると、
無駄な争いを回避できるようになるのです。
無駄な争いを回避できるようになると
日々のストレスが格段に減ります。
無駄な争いの回避方法
価値観の多様性は、周囲の情報から学ぶもの。
なので、情報を仕入れると、
価値観が自ずと増えていきます。
その情報を仕入れる際のスタンスが結構重要でして
私の思うポイントをいくつか挙げておきます。
<価値観を仕入れる際の注意ポイント>
相手の意見に対して
◆否定しないこと
◆肯定しないこと
◆断絶しないこと
◆過度な同意をしないこと
です。
もちろん
仕入れた後にどのように調理するかは自分次第なので
思いっきり同意することもあるかもしれないし
どうしても納得できなくて
否定したり拒絶したくなることもあるかもしれません
でも、
「そういう考え方の人もいる」
という現実をひとまず頭の片隅に入れておくだけで、
個々の価値観に対する自分なりの対処法
を立てることができます。
その対処法があることで、
争いが起こりそうな話題も回避できるし
争いが起こる前に予防線が張れるし
先手を打てることもあるかもしれない
少なくとも、争いに発展しにくくなる。
価値観を知ってて、
それをどう使うかは自分次第なのですが
その前に、まずは知ることが重要。
何か対処・対応するときは、
手札はいっぱいあった方がいい。
そうは言っても、
何言っても自分の主張とは噛み合わなかったり、
そもそも自分の意見に対しての反対意見は
必ずと言っていいほど出てきます。笑
豚が美味しいという人もいれば
豚は穢れだという人もいる
なに言ってもよく思わない人はいます。
でもそれは当然のこと。自然なこと。
なので、そういう人は見つけたら相手にしないこと。
相手にしない、というのは
◆否定しないこと
◆肯定しないこと
◆断絶しないこと
◆過度な同意をしないこと
です。
ただ、あなた自身が
そういう人もいる
そういう意見もある
ということを知ることが、とっても重要なのです。
それが視野を広げる
価値観の多様性を知る、ということだと思うのです。
いろんな人がいるから、
「異議あり!」
が飛び交って当然。
もっとも、そんな世界が健全だと思うし
どの意見もそれぞれが大切にしているものだと思う。
性別、文化、年代、時代、地域、環境、
それぞれの背景があって
それらにそれぞれの言い分、価値観がある。
だから、人の数だけ価値観がある。
視野を広く、価値観の多様性を知り
弾圧せず、なるべく争おうとせず
棲み分けるなり、布教するなり
自分なりの対処法を身につけると、
(多少なりともチクショウと思うことはあっても)
どんな人と話すときでも
ある程度の対応ができるようになるよ!
って話でした。
このおうまさんを見て最初に思うのが、
めっちゃイケメンという人もいれば
めっちゃダサいという人もいれば
どうやって鬣梳かしてるか知りたい人ってもいるって話。
どれも間違ってないし、正解も特にはないよね。