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2017-05-26

「相手の気持ちを占って」という相談について

(こちらは2016年1月19日の過去記事の再掲載です。)

 

突然ですが。

 
今後、相手の気持ちを占ってと私に言っても
「そんなん本人に聞けばいいし、本人に聞けないから占いたいって、そんな自力で相手本人と向き合う努力放棄してる人には協力できないからイヤ!」
って言われます。笑
 
つまり、「相手の気持ち」を占うことは、今後一切お断りします。
これは私の占い師としてのポリシーです。
 
私は霊感霊視ができるわけでもないし、何もせずに相手の心がスラスラッと読めるわけでもありませんから。
 
ずっと悩んできたけど、決めました。
 
 
 
 
 
「相手の気持ち」なんてものは結局、占いを介したって相手本人の直接の言葉ではないし、そもそもそれは占いじゃないです。
 
占いは、予言でも予知でもないからです。
 
「気持ち」なんて形が無く一瞬で変わるものです。
皆さんも「急に気が変わった」なんて経験、ありませんか?
 
そんな無形のふあふあ〜っとしたものを、本人に直接聞かずに占い師に勝手に聞いてさ。
その言葉を信じ切ってるってことを相手が知ったら、どう思うかな?
 
『え!まじ?その占い師すごいね!代弁してくれてありがたい!』
なんて言う人、今のところ見たことないよ。
(むしろいたら教えて欲しい)
 
私が知る限り
『え…そんなことお金払ってまでコソコソと占い師に聞いてるの…?迷惑だわ…』
っていう反応が殆どだよ。
 
今この瞬間に存在しているのに直接聞けない物事は、どんなことであっても自分が知る必要の無い物事なんだと思う。
それを無理に知ろうとするから、自分のメンタルも、行動言動も、少しずつおかしくなっちゃうんだよ。
 
私からしてみれば相手の気持ちをカードで見るってことは、すなわち
【今生きている人の気持ちを勝手に私が解釈して、勝手に他人に伝えている】
という状況な訳ですよ。
 
そんなこと、もし私がされたら死んでも嫌なので、やりたくない!
されて嫌なことはやっちゃいけない!
だからもう私はやらないっ!٩(●˙▿˙●)۶笑
 
相手の気持ちは他のなんでも占ってくれる人に聞いてください。今はそういう占い師さんの方がたくさんいらっしゃいますから。
(あくまで私がイヤだってだけで、その人達を否定しているわけではありませぬ…)
 
 
そもそも!
これも自論ですけど!
相手に向き合うことが出来ないのに、付き合える、付き合い続けられるなんて思いなさんな!
 
相手の気持ちがわからないなんてことは、人と付き合ってればごまんとあります。
でもその「あなたの気持ちがわからないよ」と言い合えない環境や状況、関係性に問題があるんだよ。
 
そこを解決しなかったら、その二人の関係性がプラスに傾くことなんて無い。
 
 
 
 
私が占いを通じて伝えられるのは、
自分自身の武器や装備
自分の持つ運気の流れ
特定の対象との上手な付き合い方
陥りやすい傾向
起こりやすい出来事
現状の把握
6ヶ月の展開
問題の解決法
などなど。
 
分析系の占いです。
取扱説明書を見るような感じです。
 
自分をよむ、自分の持つ言霊をよむ。
相手をよんで、傾向と対策を知る。
知った上で、自分で責任のとれる範囲で行動する。
 
それが当たり前になることで、とても充実した日常を作ると私は思ってるし
振り返った時に後悔も生まれにくい実感がある。
 
私はお客さんに、占いに“使われる”人になるんじゃなくて、占いを“使える”人になってもらいたいのです。
あくまで占いをツール・道具として使えるようになってもらいたい、ということで、占い師になれって意味ではないです。笑
 
占いを使える人になったらね、そのうち占い要らなくなることが多いけど、私はそれでいいのです。
 
目に見えないまやかしなどに縛られることなく、
見えない流れを見抜き、自分の意思でなんでものびのび決められて行動できるようになるのが一番いいよ。
 
私はそういうことが伝えられる占い師でありたいのです。
 
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